大人と少し違う子供のむずむず脚症候群の症状

子供のむずむず脚症候群の原因は、鉄分がなんらかの原因で脳に届かないことと、遺伝というのが有力説です。発達障害に間違われることもあります。
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大人との発症原因の違い

大人のむずむず脚症候群の原因は体内の鉄分が減っていることが多いですが、子供は原因が異なるケースが多いようです。
鉄分が不足すると脳内のドーパミンをスムーズに伝達できなくなって、症状が現れると考えられています。

 

これと違って、子供では体内の鉄分の量は不足していないのに、むずむず脚症候群が起こることがあるのです。
有力になっている説では「体内の鉄分は足りているけど、なにかの原因で脳内にうまく届かないと脳内の神経伝達がうまくいかなくなって症状が起こる」というものです。

 

「なぜ?」というのはまだ解明されていないのですが、これは遺伝的な要素が強いと言われています。
親がむずむず脚症候群だと子供がかかる確率が高くなります。片方の親が発症していると、子供も発症する割合が7?8割にのぼるという、本からのデータがあります。

 

しかも、大人と違って子供は自分の症状をうまく表現できないことが多いのが厄介です。大人でも言葉にして言い表すのは難しくて「チクチク」「チリチリ」「熱を持っているような感覚」「虫が這っているような感覚」などの表現がよく使われています。

 

小さい子だと「なんか変」「脚がかゆい」くらいしか言い表せませんから、余計にわかりにくいですね。


子供だと発達障害に間違われることも?

「とにかくじっとしていられない」というのがむずむず脚症候群の特徴ですが、子供だと注意欠陥多動性障害という発達障害と勘違いされてしまうこともあります。

 

落ち着きがないように見られて、違う診断を受けてしまうことも少なくありません。
しかし、むずむず脚症候群は不眠症のひとつに分類されています。脚を動かしていればとりあえず症状は治まるのですが、就寝中に脚を動かしたくなると熟睡できなくなり、眠っていても熟睡できていない不眠状態になってしまいます。

 

非常に不思議なことに、仕事や趣味などに熱中している時には全く症状が現れないという特徴があります。
鉄欠乏や脳内にうまく届かないこと、などが原因の有力説になってはいますが、まだまだ社会の中では認知度が低い病気です。

 

受診すべき診療科は、神経内科や神経科などです。その他、最近では睡眠障害を専門に診てくれる診療科もあるので、気になることがあれば病院で検査を受けておいたほうが良いでしょう。

 

むずむず脚症候群は大人の病気(http://www.ncjqqj.com/)、というイメージが強いですが、小さな子でも発症する確率はあります。
安易に発達障害と決めつけてしまう医療者もいるので、いくつかの診療科で診てもらったほうが良いかもしれません。


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